霊園・仏事の知っ得コラム

もしもスタッフ連載

お供えもので注意したいこと

2016年03月24日
「啓蟄」も過ぎ日が経って、大分暖かになってきました。

冬眠していたテントウムシやタテハチョウや花アブなども飛び回っていますし、
これから本格的に虫たちの活動も活発になってきます。

特にハエやアリやハチ等は、お墓参りの際に供えた供物に集まります。
供物をそのままにしておくと、カラス等が散らかすだけでなく虫たちも呼び寄せる事になります。 

甘いお菓子は勿論、ジュース類もその甘い香りでアブやハチを集めてしまいます。
特にアシナガバチやスズメバチの大好物です。
女王蜂は4月5月にアチコチ飛び回り、気に入った場所を見つけ巣作りを始めます。
そして6月頃には多くの働き蜂が生まれ飛び回るようになります。

春のお墓参りでお供物をそのまま残してしまう事はそうした(少し困る)虫たちを
呼んでいる事にもなりますので、出来るだけ持ち帰るようにしたいものですね。

お墓は心安らかにご先祖さまや故人と向き合う場であり、自分自身を見つめ直す場でもあります。
他の使用者も気持ち良く安全にお参りができるよう、1人1人のマナーにも配慮しましょう。

ほかにもお供え物で注意したいことをまとめています。こちらページもご参考にご覧ください。

お供え物ご注意
http://www.mosimo.net/basic/grave/reference/osonae.shtml  

もしもドットネット コラムスタッフPROFILE

正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

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