霊園・仏事の知っ得コラム

もしもスタッフ連載

残りの人生をどう楽しむか?のヒントになる終活本!

2016年03月05日
アグネス・チャンさんが終活をテーマにした本「ひなげしの終活」を出版されたと聞いて、さっそく読んでみました。

アグネスさんといえば、歌手としての活動の傍ら、日本ユニセフ協会大使として海外の子供たちへの支援に関する広報や調査など、さまざまな分野で活躍されています。

そんなアグネスさんが乳がんとなったことを機に、「残された人生をいかに大切に生きるか」と本格的に終活をはじめたそうです。

アグネスさんの終活はとてもユニークで、たとえば
「子供たち1人1人に思い出の品などをつめた『びっくり箱』を用意する」、
「冠婚葬祭のマナーや日常的な儀礼、家庭料理など『マイ文化遺産』を次の世代に伝える」
など、こんな終活なら毎日が充実して楽しくなるだろうな、ということがたくさん書かれていました。



一般的に終活といえば、
 ・終末期医療について、延命治療をするか、余命宣告をするかなどの希望を残す
 ・要介護状態となったときにどういう介護を希望するかを決める
 ・財産の状況をまとめ、相続してほしい人と内容を決める
 ・お葬式の準備
 ・お墓、お仏壇の準備
 ・持ち物の整理
 ・自分史や家系図を作る
などが一般的です。


終活というと「残される家族や子供のため」というイメージをもってしまいがちですが、 実は終活は本人が残りの人生を楽しく生きるためのものでもあるわけです。

まずは生活の中で気軽に取り組めることから、始めてみることをおすすめします。


 ※「ひなげしの終活」アグネス・チャン著 パブラボ刊



もしもドットネット コラムスタッフPROFILE

正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

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