喪中のNG行動とは?
この記事は2022/01/31に更新しています
喪中の人が気をつけたい行動は数多くあります。 喪中の期間にしてはいけないことをいくつかご紹介します。
■お祝いごと
結婚式やパーティーなどお祝いごとへの参加は、少なくとも49日忌法要までは控えます。どうしても外せない行事の場合には主催者に相談しましょう。参加する場合にもあまり羽目を外すことがないよう、自制して行動します。
■旅行などのレジャー
全てを取りやめるのは難しいですが、少なくとも49日忌法要までは控えたほうがよいでしょう。ただ身内を失った悲しみを癒すことも必要ですので気分転換に出かける分には問題ないと思います。
■お正月のお祝い
お正月のお祝いを控えるのも喪中のしきたり。松飾り、鏡餅、お節等お正月の飾りやお料理も用意しないのが慣習です。ただ、お節料理を重箱などに入れず、いつものお皿でいただくくらいであればよろしいと思います。
■初詣、神社参拝
身内に不幸があった場合、少なくとも50日の忌明けまでは神社への参拝を控えます。ただし、寺院では死を穢れとは考えませんので、直後でもお参りはOKです。
しかし、初詣はお祝いごとになりますので、松の内(通常1月7日)があけるまでは、神社もお寺もお参りを遠慮しましょう。
神社への合格祈願や厄除け祈願は、50日忌があけ、初詣の時期を外して参拝するか、他の人に代理でお参りしてもらう「代参」という方法もあります。
■年賀状
喪中のときには年賀状を控え、代わりに11月~12月初旬に喪中はがきを出すのはよく知られたしきたりです。自分が喪中はがきを出す立場なのか悩んだら「喪中はがきを「出す、出さない」の目安は?」も合わせてご覧ください。
もし喪中はがきを出していない方から年賀はがきが届いてしまったら寒中見舞いで年賀欠礼したことを伝えるのがよいでしょう。