防災の日、お墓の地震対策も忘れずに!
今日、9月1日は防災の日。
この機会に、防災訓練に参加したり、防災グッズの準備や点検、家族の避難経路の話合いなどをすることが多いと思います。
特に心配な地震への備えについて、お墓の対策も考えておきたいところです。
数々の震災を経て、最近のお墓は免震・耐震施工が標準で付いていますが、石材店各社それぞれ工法が違います。
大きくわけて、以下の2つの工法に分けられます。
●耐震ピン施工・・・耐震用ステンレスピンを墓石の中心に差込み、お墓を土台から一体化します。
●免震接着剤施工・・・揺れを吸収する素材の接着剤や免震ゲルなどで、石の継ぎ目を接着します。
お墓を建てるときには、どのような工法で対策をしているのか、また振動試験などでどの程度の効果が確かめられているのか、説明を受けておきましょう。
また最近は、「倒れにくいお墓」ということで「洋型墓石」が人気です。
「洋型墓石」は、横長で背が低い、洋風の墓石の形です。
伝統的な縦長の「和型墓石」に比べ、高さが低く重心が低いため安定しやすいと考えて選ぶ人が増えています。
明るいイメージの公園墓地が広がっていることもあり、特に関東圏では人気があります。
ただ、この洋型であっても過大な期待はできません。地震対策は必ず確認しておきましょう。