法事の準備と日取りの決め方について(法事の日取りにタブーはあるの?)
この記事は2021/10/28に更新しています
私どももしもドットネットでは法事の準備についてご質問を頂くのですが、その中でも多いのが、日取りについてです。
「法事は友引を避けたほうがいいのですよね?」
「仏滅に法事を行ってはいけないというのは本当ですか?」
古くから結婚式や新築、開店などのお祝いは大安を選び、
友引には葬儀や法要はしないという人が多いのは何故でしょうか。
カレンダーや手帳などにも記載されている「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」。
この6つを「六曜(ろくよう)」と呼び、日本では主に冠婚葬祭と結び付けて考えられてきました。しかし元々は中国の吉凶占いがルーツのものであり、仏教とはまったく無縁のもの。
ですから、友引や仏滅であっても法事を行っても問題はございません。
とはいえ「仏滅」や「友引」に法事をおこなうことを気にされるご親戚もいらっしゃるかもしれませんから、可能な範囲で日程を改められた方が無難かもしれません。
【法事の準備の流れ】
①法要の主催者である「施主」を決める
②お寺や霊園と相談して日時・会場を決める
③招く人を決める
④案内状の発送する
※友人、知人をお招きする場合 は出欠の返信はがきを同封し、法要の2週間前までに返事をもらうようにすると安心です。
⑤卒塔婆供養を手配する(卒塔婆を立てない宗派の場合は必要ありません)
⑥引き出物・会食を手配する
簡単に項目にしただけでも大変そうですよね。法事は間違いや、漏れがないようきちんと事前に準備することが大切ですので、少しでもご不安に感じられる場合は、法事を依頼するお寺や霊園などとよくご相談されるのがよろしいと思います。
もちろん、私どももしもドットネットにも専門のスタッフがおりますので、何かご不安ごとがございましたらお気軽に【仏事相談フォーム】にてお問い合せくださいませ。