喪中はがきが届いたら!
寒い日が続きますね。
この時期、年賀状の準備の一方、喪中はがきも届く時期です。
最近は亡くなったことを広く知らせずに、家族やごく親しい人のみで葬儀を行うことも増え、喪中はがきを受け取って、初めて先方に不幸があったことを知ることも多くなりました。
▼喪中はがきを出したところ、御仏前や供物をいただきました。どうしたらいいですか?
御仏前でも、お線香やお花を頂いた場合でも、頂いてから1週間から1カ月以内に頂いた金額の3割から半額程度を目安に「志」の掛け紙をつけてお返しをしましょう。
年内でも決して早すぎるということはありません。
▼12月に父が亡くなりました。喪中ハガキが間に合わないのですが?
急いで出してもすでに年賀状の準備をされている方もいます。
亡くなったことをご存知なくて年賀状をいただいた方には「寒中見舞い」として、松の内(1月7日以降)が過ぎた頃に亡くなったことをお知らせしてはいかがでしょう。
▼喪中はがきで、先方のご不幸を知ったら?
できるだけ早めにお悔やみの気持ちを伝えると良いでしょう。
お供えの品など送る時の表書きは「御仏前」や「御供」とされることが多いようです。掛け紙も黒白の不祝儀用を用います。
喪中はがきで不幸を知って、お香典、お供えなどを贈るときに、先方からの返礼が気になることがあります。もし相手に気を遣わせたくない場合は『気持ちばかりですので、お気遣いは無用にてお願い致します。』などとお悔みの手紙に一言書き添えるのも一つの方法ですね。
