子供に迷惑をかけない＝永代供養墓 それホント？
この記事は2022/02/14に更新しています
「子供たちに迷惑をかけたくない」という理由で、墓石を建てず樹木葬や合祀墓（ごうしぼ・ごうしばか）の永代供養墓を選ぶ方が増えてきています。
後継ぎの問題もなくお子様へ負担をかけることはありませんし、一般的な墓石を建てるお墓に比べると、費用面でも樹木葬や合祀墓はお求めになりやすいです。
またほとんどの樹木葬や合祀墓では管理費がかからないというメリットもあります。
「樹木葬や合祀墓の永代供養墓はメリットばかり！」
と思いがちですが、いくつか注意する点がありますのでご紹介します。
・一度納骨したご遺骨を取り出せない可能性がある
合祀墓は他の方と一緒に納骨するのでもちろんできませんが、樹木葬の場合でも多くは骨壺ではなく骨袋に遺骨を入れて納骨することが多く、年月が経つと袋が劣化し、特定の遺骨だけを取り出すことができないことがあります。
・ご親族の理解を得られない場合もある
今では一般的になってきた樹木葬や合祀墓ではありますが、昔ながらの形式や情緒を重視する方には今でも敬遠されてしまう場合があります。ご親族のご理解を得たうえでお決めになるのがよろしいと思います。
・お子さまがご自分でお墓を用意しなくてはいけなくなる
将来的にお子さまは自分たちのお墓を確保する必要があります。墓石を建てる場合には結局高額な工事費をお子さま自身が負担することに。合祀墓や樹木葬によって、お墓の選択肢が広がっているのは良いことですが、本当に子供にとっても良いことなのか、家族で話しあってみることも大切です。
最近ですと、管理費を納めている期間は墓石のままで、その後、合祀墓に移せるプラン付きの霊園も出てきています。このプランですと、お子さまがお墓参りをする際、墓石に手を合わせることもできますし、将来的にお子さまがお墓を継いでいくこともできます。
それぞれの家庭事情にあったお墓選びに悩まれたら、是非もしもドットネットへご相談
ください。
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