お盆の相談あれこれ!
この記事は2022/06/20に更新しています
梅雨が終わると、いよいよ暑い夏がやってきますね。
夏は、お盆休みを利用して、親戚や実家へ帰省することも多い時期です。
つい「お盆休み」と「夏休み」を混同してしまいますが、本来お盆は、亡くなった人の霊があの世からこの世の家に帰ってきて、家族や子孫と共に過ごすという、日本古来の大切な伝統行事です。
6月に入り、お盆に関するお問合せが増えてきました。
いただいたご相談をいくつかご紹介します。
Q、お盆はいつからですか?
A、お盆の期間は、7月13日~16日、一ヶ月遅れの8月13~16日、その他旧暦で迎えるところなど、地域や地方によりさまざまです。
一般的には以下の日程です。
◇7月13日~15(もしくは16)日
◇8月13日~15(もしくは16)日
Q「迎え火と送り火はいつ焚きますか?」
A、13日の夕方に門や軒先で「迎え火」を焚き、16日の夕方に「送り火」を焚きます。マンションなどですと、火災報知機が作動したり、煙でご近所に迷惑を掛けることもあるので、住民共有の庭など屋外で焚くことをおすすめします。
迎え火が焚けない場合、提灯などで代用するのもよいでしょう。
Q「新盆の準備はどうすればいいですか?」
A、四十九日を過ぎて初めて迎えるお盆を「新盆(にいぼん)または(はつぼん)」といいます。新盆も基本的には、通常のお盆の準備と変わりないのですが、新盆を迎えるお宅は、新盆の時だけに使う「白紋天(しろもんてん)」と呼ばれる白い提灯を飾ってお迎えします。
ご自宅へお参りに来られる方も多いので、早めに準備しましょう。
年中無休で、お盆のしきたりや仏事マナーのご相談にもお答えしています。
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