霊園・仏事の知っ得コラム

もしもスタッフ連載

墓石にはどんな石を選んだらいいの!?とお困りの方に

2014年02月27日

墓地が決まり、墓石の検討に入ったとき、どの石を選んだらいいの?と悩んでしまう人
は多いようです。

もしもドットネットにも
「○○石と××石はどちらが良いでしょう?」
というご相談が寄せられます。

これが、正直なところ、お答えに困るご質問です(~ ~;)


というのは、石の名称は石材店で独自につけているものが多く、相談者の方がいう
材質が特定できないことがあるためです。

石材店で納得がいくまで説明を聞き、できれば実際に建っている墓石を確認させて
もらいましょう。




a1180_006702.jpgまた
「中国産は品質がよくないのでしょうか?」
という質問もよくいただきますが、墓石材としてに使われる石材は、基本的にどの
石も耐久性のあるものを使用します。


何十年も何世代も引き継いでお参りできるように、屋外に長期間設置しておいても、
問題のない石材が選ばれています。


墓石材として用いられる岩石は、花崗岩、閃緑岩、斑レイ岩、安山岩、凝灰岩が
ありますが、なかでも最も多く使われるのが花崗岩(通称「みかげ石」)で、非常に
硬く、磨くと美しい光沢が出ます。

国産でも外国産でも、品質上は違いはありません。



「じゃあ、結局どうやって選んだらいいの!?」
という声が聞こえてきそうですが、できればカタログや小さな石見本だけではなく、
現地で実際に建っている墓石をみて、イメージに近いものを選ぶことをおすすめし
ます。

紙に印刷された写真や小さな見本とは、また違った印象を受けると思います。


また、故人や自分の出身地や思い出のある場所で採れた石など、産地に思いをはせて
選んでみるのも、愛着をもって大切にお参りできる墓石になるかと思いますd(*^ ^)b♪


採石からお墓ができるまで
http://www.mosimo.net/basic/grave/reference/making.shtml

もしもドットネット コラムスタッフPROFILE

正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

コラムスタッフ