最近のお墓事情!!
「終活」や「老前整理」「墓友」などという言葉が、盛んに使われるようになり
相続の問題や身辺整理、自分自身の葬儀やお墓までしっかり準備しておこうと考えている人が
シニア層を中心に広がってきています。
書店にはさまざまな種類の「エンディングノート」が並び「霊園見学バスツアー」なども
人気だそうです。
昔からの価値観やライフスタイルも多様化している中で、お墓への考え方も変わり始め
「○○家の墓」だけでなく「個人墓」「夫婦墓」「両家墓」「永代供養墓」「樹木葬」など
様々な形態やサービスの商品があり、それらの中から自分にピッタリのお墓を探す方が増えています。
たとえば、「永代供養墓」といっても、施設の内容や供養年数、お骨の安置方法の違いで、
費用にもかなり幅があります。
墓石の代わりに樹木を墓標とする「樹木葬」もいろいろなタイプがあって、
1本のシンボルツリーの周囲に個別や合祀(ごうし)で埋葬するところも人気のようです。
お墓を建てて、将来継承者がいなくなった時に、永代供養墓に移るような永代供養制度が
整っている霊園もあり跡継ぎを心配する必要がなく安心です。
自分に合ったお墓を選ぶためには、住まいからのアクセスや価格、管理などの他に、
誰と入るのか、石碑を建てるのか、永代供養にするのかなど、優先順位をつけて選ぶことが
大切ですね。