親が自分のお墓を建てたけど、これって慶事?仏事?
今年の夏は記録的な猛暑になりましたが、この暑さ、あと少しの我慢だといいですね(^_^;)
さて「もしもドットネット」では、猛暑にもめげず(?)年中無休で冠婚葬祭のマナーや日常生活でのしきたりなどのご相談にお答えしています。
そこで今回は、よくいただくご質問のひとつをご紹介します!
Q.【親が自分のお墓を建てたけど、これって慶事?仏事?】
生きているうちにお墓を建てることを「寿陵(じゅりょう)」といいます。
中国の長寿を願う風習からきたもので、「寿陵」は古くから「長寿」「子孫繁栄」 「家内円満」の3つの果報を招く縁起の良いこと、おめでたいこととされています。
ですから、生前にお墓を建てたときはお祝い事になります。
寿陵墓の「開眼法要」「入魂式」に招かれた時には、紅白蝶結びの水引の祝儀袋に「建碑御祝」「祝寿塔」と表書きしてお持ちします。
最近では跡を継ぐ家族に負担をかけないようにとの配慮から、元気なうちに自分のお墓を用意する方が増えています。
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■寿陵墓のメリット
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◇もしものとき、残された遺族にお墓のことで負担がかからない。
◇自分の好みのお墓を建てることができる。
◇お墓は祭祀財産なので、生前にお墓を建てておけば相続税の対象とならず、節税になる。
◇余裕を持ってお墓選びが出来る。
お墓を建てるのは一生に何度もあることではありません。
墓地や墓石はじっくり選んで、納得のいくお墓を建てたいものです。
そのほかにもさまざまなQ&Aを掲載!
お墓Q&A[お墓が建った]