前回に引き続き、お墓の引っ越しチェックポイントを見ていきましょう。

＜お墓の引っ越しチェックポイント＞（つづき）

４、 兄弟や親戚の了解は得られていますか？
５、 （寺院墓地の場合）お寺の了解は得られていますか？
６、 移転先の墓地は決まっていますか？
７、 お骨だけを移すか墓石ごと移すか、決まっていますか？
８、 （墓石ごと移す場合）移転先の墓地が受け入れ可能かどうか確認していますか？
９、 費用の見積りはとっていますか？

　　※１～３はこちらをご覧ください。

４、 兄弟や親戚の了解は得られていますか？

名義は自分のものであっても、お墓は親族みなさんがお参りするもの。

自分にとっては不便な場所にあるお墓も、近くに住む親族はいつもお参りしていることもあります。

また名義人に代わって、お墓の掃除などをやってくれていることもあります。

まずは「これからは近くにお墓を移してしっかり供養をしていきたい」という引っ越しを思い至った理由をしっかり説明するとともに、
これまでお世話になった感謝の気持ちも忘れずに。

５、 （寺院墓地の場合）お寺の了解は得られていますか？

親族同様、ご住職の了承をしっかり得ておきましょう。

これまで供養をお願いしていた感謝の気持ちをこめて、お布施を包むこともあります。

６、 移転先の墓地は決まっていますか？

自治体によっては、手続き（改葬許可申請）の際に移転先の墓地の証明書（使用許可証のコピーや受け入れ証明書）が必須ことも。

７、 お骨だけを移すか墓石ごと移すか、決まっていますか？

移転先に新しい墓石を用意してお骨だけを引っ越す方法と、墓石ごと引っ越す方法の２種類があります。

両方のパターンで石材店から見積りをもらって検討してもよいでしょう。

８、 （墓石ごと移す場合）移転先の墓地が受け入れ可能かどうか確認していますか？

墓地の規定によっては、墓石の移設が不可のこともあります。

移設を希望する場合は、規定を確認し、サイズなどの条件が合うかどうかを霊園管理者に相談しましょう。

９、 費用の見積りはとっていますか？

移転元、移転先それぞれでの見積もりが必要です。

同じ石材店で依頼できればスムーズですが、別々の石材店に依頼する場合には内容に齟齬がないか、十分な確認が必要です。

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