霊園・仏事の知っ得コラム

もしもスタッフ連載

お墓のランニングコスト いくらかかる?(2)

2012年06月30日

この記事は2022/02/28に更新しています

前回は、長い将来、お墓を子供や孫にも受け継いでもらうことを考えると、維持管理費用もしっかり確認しておきましょうというお話で、お墓にかかるランニングコストとしては以下のようなものがあることをご紹介しました。

 1、管理料
 2、法事に掛かる費用
 3、墓所、墓石のメンテナンス費用

今回は、2、法事に掛かる費用 についてくわしくお話します。
(1、管理料 については、前回をご覧ください。)

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2、法事に掛かる費用
毎年必要ではありませんが、家族がお亡くなりになってお墓に埋葬する時や、1周忌や3回忌などの回忌法要を墓地で行う際に必要な費用です。
墓地や石材店によって金額には違いがありますが、一般的には以下のような費用が必要です。
□埋葬料:3万円前後~
 お骨を納骨棺に納める作業料です。
 墓所内の簡単な清掃、納骨間のフタの開閉と目地止め、納骨棺内部の簡単な清掃が含まれていることが一般的です。

□彫刻料:5万円前後~ 
 お墓に入っている方の名前(戒名)を墓石や墓誌に彫刻するときに必要です。(希望者のみ)

□お布施:3万円前後~
 法事のお経をお願いする際に宗教者へお渡しします。お寺によって、状況によって、金額にはかなり幅があります。

□会食・引き物:人数に応じて
 法事に親戚などをお招きする場合、法要のあとに会食の席を設け、お菓子等の引き物をお持ち帰りいただくことが一般的です。

次回は、いよいよ
 3、墓所、墓石のメンテナンス費用
についてお話します。

もしもドットネット コラムスタッフPROFILE

正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

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