お葬式・法事の簡素化の時代に合う墓地のカタチって?
2012年4月12日の読売新聞に興味深い記事が載っていました。
読売新聞社が「冠婚葬祭に関する全国世論調査」を実施したところ、お葬式や法事を「簡素に行う」と答えた人が9割を超えたということです。
(お葬式は92%、法事はなんと96%!)
確かに記事が指摘するとおり、最近のお葬式や法事では、家族(親子関係程度)と近い親族(故人の兄弟姉妹や孫程度)だけで、近親者中心の「内輪」の傾向が強まっていることは、日々ご相談にお答えしている私も実感として強く感じるところです。
こうした時代の変化にしたがって、お墓を選ぶ基準も変わってくることが考えられます。
これまで墓地を選ぶ基準のひとつとして、法要施設や会食施設が充実していることがメリットとして挙げられることが多かったのですが、少人数の法事が一般的になるにしたがって、必ずしも法要施設が必要なくなってくるかもしれません。
法要や会食施設が墓地内にない場合には、お墓の前で法事を行い、その後近くのお店に移動して会食をすることが一般的です。大人数ならマイクロバスやタクシーの手配など気遣いや手配も大変ですが、少人数であればさほどの苦はありませんよね。
法要や会食施設はあるに越したことはありませんが、それよりも、価格面や交通アクセスの良さなど、それ以外の要素を重視する傾向が今後は強まるかもしれませんね。
写真は希少な駅チカ霊園 増福寺赤塚中央霊園 です。