「元気なうちに市営霊園の墓地を買っておこう」は間違い?
もしもドットネットでは市営霊園(または都立霊園)の申し込みを検討されている方からのお問合せを多くいただいています。
ただ、お話をうかがってみると、実際に申し込みができる人は約半数程度でしょうか。
なぜ希望しているのに、公営霊園を求めることができないのか?
それは、申し込みの資格をクリアしていない人が多いからなのです。
公営霊園の場合、多くの自治体で申し込みにある資格を設けていることが多く、その資格を満たすことができない人がとても多いのです。
その資格とは、
「埋葬すべき遺骨を持っている」
ことです。
つまり、家族が亡くなったケースや、郷里にあるお墓が遠いので移転したいというケースでないと、申し込みすらできないというわけです。
ということは、元気なうちに自分のためにお墓を買っておいて、家族に迷惑をかけたくないという人は、公営霊園ではなく、誰でも申し込める民間霊園を考えることになります。
この説明をすると憤慨される人が多いのですが、ただでさえ人気の高い公営霊園ですから、抽選で高倍率となることもよくあります。そのため、
「必要に迫られている人」=「埋葬すべき遺骨を持っている人」
とならざるを得ないのでしょうね。
ただ、まれにこの資格を設定していない自治体もありますので、お住まいの地域の資格はこちらでご確認くださいね。