霊園・仏事の知っ得コラム

もしもスタッフ連載

再婚したら、前の夫の仏壇はどうする?

2011年11月12日

この記事は2021/11/08に更新しています

亡くなった方への供養の想いは変わらなくても、現実的に仏壇・位牌を守ることが出来ない...、そんなお悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。
先日、こんなご相談を頂いたのでご紹介します。

Q「主人が亡くなって、今度再婚することになりました。今まで祀ってきた仏壇・位牌を持っていく事ができないので、どうすればいいでしょうか。
お骨は主人の実家のお墓に納骨していて、位牌は主人の実家の仏壇にもあるため、実家にお願いすることもできない状況です」

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この方の場合、ご自身とご実家に仏壇・位牌がそれぞれある為、ご実家にお願いできない。という少し珍しいケースですが、ご主人のご両親が既に他界されていたり、高齢になりお願いすることが難しかったり、ご関係性の問題でお願いできなかったりと、様々なご事情で再婚をする際、ご主人の仏壇・位牌をご実家にお願いできない方がいらっしゃるようです。

また最近では、別のご事情で仏壇・位牌を守ることが出来ないというご相談も増えてきました。「跡取りがいない為、継承することが出来ない」「跡取りはいるが、住宅事情により継承することが出来ない」「施設に入居することになり、位牌は持って行けるが、仏壇は持って行けない」など、仏壇・位牌の扱いについてのお悩みを多くいただきます。

仏壇・位牌を守ることが出来ない時は、お付き合いのあるお寺があれば、お寺にご相談し、お焚き上げをおねがいしてみるのがよろしいと思います。もしお付き合いのあるお寺がない場合でしたら、お仏壇を購入した仏具店やお近くの仏具店に仏壇・位牌のお焚き上げをお願いされてはいかがでしょうか。

今まで大切にしてきた仏壇・位牌です。最後まできちんと供養してさしあげたいものですね。

もしもドットネット コラムスタッフPROFILE

正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

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