お墓参り「友引」「仏滅」はやめたほうが良い!?
この記事は2022/02/14に更新しています
お墓参りや法事の日取りなど仏事に関すことで、「友引」や「仏滅」などを気にする人は少なくありません。
「仏滅や友引の日はお墓参りや法事も避けたほうがいいのでしょうか?」
「お墓参りに行くのに仏滅は駄目ですか」「法事の日は仏滅を避けた方がいいでしょうか」などのお問い合わせを数多くいただきます。
この先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口に分けられる「六曜」は中国で古くからあった日の吉凶を見る占いの一種で、「仏滅に結婚式をしない」「友引にお葬式を行わない」など習慣として根付いていますが、実は仏教とは関係がないのです。
最近では、公共機関が作成するカレンダーでは、この六曜を掲載しないようにしているところもあるようです。
たしかにお葬式は「友引」を避けることがよくあります。
ただし、現状では友引を定休日にしている火葬場がたくさんあり、この日に葬儀告別式が行われないというのが理由のようです。地域によっては友引を定休日にしていないところもありますので、そういった地域では友引でも葬儀は行われるようです。
ですからお墓参りや法事を行うにあたっても、本来は気にする必要はまったくありません。
日の良し悪しよりも、家族や親しい人たちが揃ってお墓参りや法事ができる日を選ぶことのほうが大切ですね。
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