公営霊園でのお墓の建て方
当選したお墓の区画番号(区側番)が自治体から通知されたら、実際に現地を見に行くとともに、石材店に見積りを依頼します。
現地を実際に見に行くときには、自分のお墓だけでなく、周囲の墓石もよく見てみましょう。
たとえばイメージとしては洋型(洋風の横長の墓石)が良いなと思っていても、左右や奥の墓石が和型(従来の縦長の墓石)が多いところに建てると、意外に貧弱に見えてしまうこともあります。
そのときには洋型でもすこし高さを出してもらうなど、検討する必要があります。
見積りは区側番と面積(㎡(へいべい))間口と奥行きの長さを伝えます。
見積りは複数者から取り寄せて比較検討します。
見るべきポイントとしては、価格だけでなく、説明が丁寧か、デザインや材質の希望にどこまで応えられるか、対応の早さなどもあわせて確認します。
お墓は建てて終わりではありません。
その後、お骨を埋葬し、法事を執り行うなど、石材店とのお付き合いはずっと続いて
いきます。
特に公営霊園の場合、宗教者の手配や、法事の会食の手配など、霊園ではやってくれないサービスを、サポートしてくれるのが石材店です。
また霊園前に店がある会社の場合、お墓を建てたお客様には、お参りの前後に店内で休憩ができたり、親戚との待ち合わせに利用できたり、手桶やほうきなどを無料で貸し出してくれるサービスもあります。
つまりお参りのたびに立ち寄り、長くお付き合いが続いていく可能性がありますので、感じのよい担当者がいる会社を選びましょう。
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