お墓の引っ越しチェックポイント(1)
まもなく3月。新生活に向けての引越しの季節ですね。
お墓の引っ越しには決まった時期があるわけではありませんが、お彼岸やお盆、回忌供養(1周忌、3回忌など)の時期に合わせて行うという人が多いようです。
今回は、お墓の引っ越しを考える上で知っておきたいチェックポイントをお話しましょう。
<お墓の引っ越しチェックポイント!>
1、 移転したいお墓はご自分名義になっていますか?
2、 どなたのお骨があって、全部で何名様分がご納骨されているかお分かりですか?
3、 現在の墓地の広さ、墓石の数はお分かりですか?
4、 兄弟や親戚の了解は得られていますか?
5、 (寺院墓地の場合)お寺の了解は得られていますか?
6、 移転先の墓地は決まっていますか?
7、 お骨だけを移すか墓石ごと移すか、決まっていますか?
8、 (墓石ごと移す場合)移転先の墓地が受け入れ可能かどうか確認していますか?
9、 費用の見積りはとっていますか?
今回は、1~3までを解説します。
1、移転したいお墓は自分名義になっていますか?
自分名義の場合は問題ありませんが、親戚などほかの人の名義の場合、勝手にお骨を出したり、手続きなどは出来ません。名義人には早めに了承を得ておきましょう。
2、どなたのお骨があって、全部で何名様分がご納骨されているかお分かりですか?
引越しの手続き(改葬許可申請)を出す際に、どなたのお骨を移転するかを記載します。全てのお骨を移す場合には、どなたのお骨なのかを、彫刻の内容やご住職に確認するなどして明確にしておきましょう。
またお骨の数によっては、費用が変わることがありますので、あらかじめ何人分かも知っておきたいところです。
3、現在の墓地の広さ、墓石の数はお分かりですか?
墓石の移設や撤去の見積もりにおいては、墓地の広さや動かす墓石の数の情報が必要です。
お墓の引越しの手続きは煩雑ですが、事前に流れを確認して効率よく行動することで、スムーズに進めることができます。
チェックポイント4以降の解説はまた次回お伝えします!
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